kiririkun’s diary

歌って踊れるフリーのサラリーパーソンの社会派ブログ。 時事やエンタメをやさしく解説するよ。

西野監督、大丈夫?マネージメント論から考える

きりりはサッカー、ラグビー大好きです❤️

子供の頃から見るのが好きでした。

だから、今回の日本代表監督交代はちょっとしたショックだし、いろいろ考えるきっかけになりました。戦術云々についてものを申す気にはならないので、別の観点からの分析です。

 

🔹選手の立場から

 

きりりはサッカーはやってません、でもバスケットボール🏀はかなり長い間、選手としてやってきました。

 

プロではないけれど、いきなりフロントから監督と選手のコミュニケーションがうまく取れないから解任し新しい方を、というのを言われてごらん。

いや君がコミュニケーション取ってるわけではないでしょう?

と押し返したくなる。その判断は選手たちの一人一人の心の声の相違なのかなあ?

 

🔹現場中間管理職の悲哀

 

現場で慕われている部長が、一部役員から、「俺の気に入りを重用してないだろう」「やり方が俺とは違うから気に入らない」などということで、左遷されるケースは結構あるように思うのです。

 

でも、一番わかっているのは現場に立っている人ですし、そのやり方が、日本人と異なるやり方、「昔、活躍したから温情で入れてやれや」的な温情主義最優先のやり方と相入れないこともよくある話です。

 

ましてや、プロスポーツ相手の商売ですからね。それこそ、勝ってなんぼの世界だと思いますよ、契約内容読んでないから詳細は分かりませんが。

 

🔹コミットメント達成したのに

 

ハリルホジッチ監督は、3年間やってきて、得点力がなかなか上がらなかったチームをワールドカップ出場まで持ってきたわけです。そういう意味では、コミットメント達成しているわけです。

たしかに愛想は良いか?と言えばよくないし、でもそれはオシムトルシエも愛想は良くなかったし、マスコミ受けしていたかというと、疑問という点においては同じ。戦績はたしかにW杯直前の試合はかなり悪かったかもしれないけれど、3年で21勝9分け8敗=52.2%、オシムは1年強で12勝3敗5分=60%、トルシエは24勝11敗17分=46%の勝率だから、決して悪くない。日本人監督の岡田さんは2年半の任期中26勝11敗13分=52%の勝率だったよ。

 

🔹コミュニケーションの悪さは別のところにある?

 

選手と監督との間にコミュニケーションの疎通が悪かったというJFAの見解は、伝聞に近く、本来のルートコーズ=根本原因はJFAの旧態然とした体質、例えば長くやって、頑張っている選手なのだからワールドカップの選手選考には漏らしてくれたら困る的な考え方との違いがあったのではないかなあ。

 

若手を積極的に使う伸び代を懸命に探しそれにあった戦略を立てようとする監督と、長きが美徳的な、所謂シニオリティ、年功序列的な考え方をする協会の意識のズレをなんとなく感じるのはきりりだけかな?

 

🔹日大アメフトと同じ匂いがする

 

一方的な通告、頭ごなしの決定など、なぜか今回の日大アメフト部と同じ匂いがしてくるよね。

 

オシム監督が急病になって、任期を全うできなかった時、彼はそのヒストリーに強烈なものがあったから、惜しむ、あ、シャレじゃないよ、声が高かった中、岡田監督に変わった時のマスコミのたたき用はすごかったよね。

 

🔹チームビルディングの時間がなさすぎる

 

でも岡田監督の時はまだ時間があった。でも今回は3ヶ月。通常の会社組織の中でも、3ヶ月で個性がバラバラでキャラが立ってるの職員のチームビルディングは、相当難しい。

 

ましてやプロスポーツ選手相手。一人一人のプライドは高いし、負けず嫌いだよ。しかも寄せ集め所帯でもあるしね。1年くらいは欲しいなあ。

 

🔹西野監督のメンタルは大丈夫?

 

昨晩の試合を見ていて、とにかく驚いたのは、監督の自信なさげな顔でありますよ。あれでは絶対勝てないよ。

 

そして試合後のインタビューは、目が泳いでいたよ。きりりは本気で心配です、西野監督のメンタル。

 

若さがない、迫力がない。組織のリーダーとして、なぜ引き受けたのか、疑問に思ってしまう。

 

良いメンタルコーチを横につけてくださいな。こんな状況で引き受けた事情は、日大アメフト部よりも深い闇がありそうな気もしますよ。

 

日本のスポーツ界アマも、プロも変わらなくちゃなぁ。

 

W杯の行方も気になるけど、それ以上に気になることだらけのサムライジャパンでした。

 

ではまたね〜〜