小児性愛犯罪を防ぐには?
こんにちは😃きりりです。
梅雨入り宣言すると、マーフィーの法則、ちょっと古い言葉だけど、のように晴れが続きますね。
私はウッチャンの梅雨入り坊やの逆が好きなんだけど、正にそんな感じ。
今回は昔犯罪心理学もかじったことがあるので、あまり気持ちのいい話題とは言えないけれど、重要な社会問題、小児性愛に対する犯罪の実態を分析したいと思います。
🔹日本の実態は?
正確には心理学用語でペドフェリア、或いはペドファイルと言います。 ロリコンとか、結構日常語で言いますけれど、それよりも犯罪性の強い、小児性愛を指す言葉です。
きりりは、XX白書の類は大好きで、結構新しいのが発刊というか、最近はウェブ上に出るとパラパラと見ます。その中の平成29年版警察白書の中に、児童ポルノに関する被害状況の推移というデータがありました。
平成24〜28年までの僅か5年間の総数推移ですが
531件から1313件に約2.5倍に膨れ上がってます。
さらに特筆すべきは、小学生が被害者になつている数は57件から146件になつておりからも2.5倍以上です。
これらは児童ポルノに関する被害状況ですから、氷山の一角よようにきりりは思います。
🔹加害者の傾向
日本の場合ですが、これは圧倒的に男性が多く、原文献に当たっていないので確かかわかりませんが、NHKが行なったとされる数少ない性意識調査2002年実施では、男性の小児性愛傾向にある人の割合が数パーセントに対し、女性はほぼゼロとなっているんだけど、日本人の調査回答、特に負の意識調査は、各国以上に低めに出る傾向があることも、知っておいた方が良いかもです。
🔹原因究明も大事だけれど
実際にいろいろ文献を当たっても、もともと、脳に器質的欠陥があるとする説とか、普通の女性にふられてその後、比較的従順な下の年代に対象が移って行くとか、自分自身も過去に似たような体験をさせられて、小児性愛に傾いて行くとか、原因は特定できていない。
だけど段階的にはまず、
①自分のそのような傾向に気づき悩む
②衝動をなんとかして抑え、一線を超えずにまだ済んでいる状態
③一線を越えていわゆる犯罪に手を染めだす
最近のニュースになる事件は余りに悲惨過ぎて、悲しみを通り越して、怒りになってしまうのだけれど、上記①或いは②の段階でなんらかの相談や、カウンセリングができる環境を、日本はもっと整えて行かなくては、ならないのだろうと、きりりは考えます。
一説によればですが早期にこの傾向に気づけば、治療方法が全くないわけではないのです。
🔹ココロの閉鎖社会を変えられないか
心の闇を語ることは並大抵のことではないし、ましてや日本は恥の文化であり、そのようなことを言う、或いは家族のそのような傾向に気づいたとしても、カウンセリングに連れて行かない、或いは特に殿方、男性は、社会的体裁が女性以上に邪魔をして、一人で闇の中にこもってしまう傾向があるように思います。
ウェットな文化であることは否定しないけれど、このままでいいはずはなく、もっと悲惨なこと、特に子供を傷つける犯罪は、死に至らなくても、深いトラウマを残すことになるのです。
🔹まとめ
もっとオープンな社会を作れないかな。悩むことが当たり前で、それを気軽に聞いてもらえる社会、ことが大事に至る前に未然に防げる社会、それには先ずは教育からだよね。
悲惨なニュースが、なくなるように。
何ができるかなあ、とフリーのサラリーパーソンの力でできることはないか考えたいな。
ではまたね〜〜