kiririkun’s diary

歌って踊れるフリーのサラリーパーソンの社会派ブログ。 時事やエンタメをやさしく解説するよ。

夫婦別姓制、IR法案より先に検討すべきもの

こんにちは😃きりりです。

サッカーワールドカップの陰で、IR法案が衆議院を通過しました。

きりりは、この法案に賛成でも反対でもありませんが、これよりも、先に審議して頂きたいものが、あります。

夫婦別姓制です。

 

🔹世界中で日本だけだよ🇯🇵

 

日本の民法750条には夫婦は同氏でなければならないとの記載があり、これが大きな壁になっている。

 

1979年、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約が国連で可決されていて、この女性が苗字を変えることに対する勧告は、約40年前から出されている。

その後も2003年、2009年、2016年と、日本の民法の規定は、差別的規定として、勧告を受け続けているのですよ。世界で唯一の差別国としてです。

 

🔹鈍感な殿方には、わからないこの不便さ

 

一億総活躍社会、とかあげているけれど、結婚して姓が変わることでどれくらい不便か?

 

①免許制の職業の方々

医者も薬剤師も、弁護士も、美容師も、国家資格での職業は、全て免許制なので、結婚したら全てのドキュメンテーションを書き換えなければならないんですよ。きりりの友人の医者もやってられないと言ってた。

 

鈍感な殿方はパスポートだけじゃないの〜〜なんてお気楽なことを言ってるけれどね。

 

②晩婚化が進む中で

免許制の職業でなくて普通の会社員であっても、10年独身で30過ぎて結婚する人は当たり前にいるから、旧姓が、もう会社内にも取引先にも浸透してる時に、自分の看板を変えるのはとても不利だよね。

 

だから仕事上旧姓のまま働いている人は結構多いのだけど、それすら会社によっては認めないところもあると聞いてるよ。

 

営業担当だったら圧倒的に不利だよね。

 

③同窓会などの名簿の旧姓記載

 

これは前から酷いなあと思っていたのだけど、女性だけ、結婚したか、してないか、或いは、その後離婚したかまで含めて、あからさまになっちゃうんですよ。

殿方は、いつ見ても、養子に入ったりすれば別だけれど、それは強い意志で決めてるわけよね、それと女性が結婚で姓が変わるのはなんだかオートマティックな感じだから、かなりメンタリティとしては違うと思うんだなぁ。

 

🔹一億総活躍社会、なんだよね?

 

きりりは実はこの言葉嫌いです。一つの選択肢しかない許さないぞみたいな、独善的意味合いが匂うんだよね。

 

いろんな人がいて、いろんな働き方を認め合う社会になるために、障害になる法律は変えるべきだと思うのです。

 

だから、夫婦別姓選択制、どちらでも好きなようにできるのが一番だと思う。

様々な理由から、結婚して変えたいと思っている人もいるし、変えたくないと思っている人もいるわけです。

 

多様な選択肢がある社会が、最も住みやすい生きやすい社会だと思うんだけどな。

 

🔹まとめです

 

IRがないと、先進国の観光立国として必要十分ではない、という議論よりも先に先進国として必要十分要件になっていないことが、多すぎる気がしてます。

 

もつと、いろいろな生き方を認め合える社会になればいいなあと願いますね。

 

某IT企業の社長、訴訟頑張れ〜〜

 

ではまたね〜〜