kiririkun’s diary

歌って踊れるフリーのサラリーパーソンの社会派ブログ。 時事やエンタメをやさしく解説するよ。

バカとは何か?

先日、上野千鶴子氏の東大入学式の祝辞全文を読み、心を動かされ、

かつ、姫野カオルコ氏が書いた

彼女は頭が悪いから

を読み起こしバカとか、頭がいいってなんなのか?

 

考え直しました。

 

🔹人の尺度を1次元で捉える人たち

 

さて、良い大学に入るという能力はなんでしょうか?

 

現在の試験制度の状況からすれば、どれだけ記憶力を鍛えられるか、が、一番のポイントになります。

 

つまり、この脳という、筋力をトレーニングする、最適の環境が与えられている人、あるいはこと、パターン記憶攻撃に耐えられる、忍耐力があること、ということになります。

 

でも社会は、記憶力を試される場面はコンピュータやAIでほぼ補われ、ましてや、パターンでは、対応できない不規則事象が山ほどあります。

 

でも、お勉強ができる=東大に入ること

 

と、1次元で捉えている人のなんと多いことか!

 

それは、異能を排除する教育が横行しているからにすぎません。

 

🔹異能を排除する教育

 

新入社員の入社式の様子を見ると、不気味以外の気持ちしかありませんね。

 

入学式もそう、

 

みんなおんなじ服を着て参加している。ちょっとでも違うと嫌!と感じさせる人間ばかりになったのはいつからだろ?

 

見た目だけではないんだな、これが。

ちょっとでも変わった才能がある人ほど、人と一緒には過ごせないし、息苦しさを感じてるはず。

 

だけど、それを認めない社会が確実に存在しているのが、今の日本。

 

社会に役に立たない文系の学部は、全て補助金の対象外とバカなことを言った奴は、確か最高学府を出ていた人ではなかったかな?

 

今日本に足りないのは、異能を、ふつうに扱える社会の許容度です。

 

許容度を増すために、何をする必要があるのでしょう?

 

リベラルアーツの向上、教養を上げること、そのために本を読むこと、つまり文系理系たわけること自体、あほだけど、文系的一般教養無くしては、人間の許容度なんて上がらないんです。

 

異能を認めることさえもできない。親の家庭内教育なんてたかが知れたもので、翼を折らないように育てることくらいしかない、のだろうと思います。

 

🔹バカとは、他次元の才能を認めようとしない人

 

そう。日本の上層部はこの定義から行けばバカだらけ\(//∇//)\

 

もっと自由にと言っている人ほど、自由の本質を見誤って、学校やら、偏差値で人を図るのです。

 

不条理だらけの日本の中で、正解のない世界で、記憶や瞬発力だけでは生き抜けないことに早く気がつき、次の一手を打たなければ、有能な才能ほど、外を目指すだろうと思います。

 

物事の本質を見抜く洞察力や、異なった意見を尊重できる人がもっと増える社会を作っていかなければ、日本は🇯🇵…

 

そう、パラリンピックの宣伝もいいけれど、もっと身近に、いろんな問題が転がってるなあと思うきりりでした。

 

では、バカにならないように、本も読みましょうね。

 

またね〜〜