kiririkun’s diary

歌って踊れるフリーのサラリーパーソンの社会派ブログ。 時事やエンタメをやさしく解説するよ。

2度目のゴーンショック

こんにちは、きりりです^_^

 

梅雨入り宣言されると、逆に晴天が続く、まるでマーフィーの法則ですね。

 

6月は、三月決算期の会社の株主総会が続く月でもあり、諸々と考えさせられること多いですよね。

 

6月25日には、日産自動車が、27日には武田薬品が注目の株主総会を迎えます。

 

🔹ゴーン氏が日本の株式市場に与えた影響

 

1999年、今や20年前ですが、彼が黒船のようにやってきて、いろんなものをスクラップアンドビユルトしました。

持ち合いの株式のやり方、また、グループ内企業を優先する商習慣に対し、とてもシンプルな疑問を持ち、多少強引なやり方で、悪しき習慣を切っていきました。

 

あの頃君は若かった!し、純粋にやっていたと思います。そして多くの産業が、合従連合に追い込まれ、鉄鋼メーカー、エネルギーメーカーなどの吸収合併が進み、今やまた、世界と戦える準備ができたことは、賞賛に値するし、すごい影響力ですよね。

 

これが第一次ゴーンショック🤯

 

🔹企業統治のあり方に大きな影響

 

ただ、未だ裁判は始まっていませんが、やはり印象として英語で言うgreedy、強欲だったのかなとは思わざるを得ません。

 

アライアンスという、まあ曖昧な言葉を使ってその両会長、三菱も含めると3つですかね、その会長職を兼任し、ご自分は自分の報酬を三ヶ所から頂いていました。

 

ほかの役員はどうだったのでしょう?あまり報道に出ていないので、きりりはわかりません。

 

そして報酬自体も、他の役員の報酬もお一人か、その取り巻きが決めるというなんとも一流グローバル企業とはあり得ない状況を作っています。

 

きらりの友人情報からは、役員によっては辞めたり、また戻ったりを繰り返す人もいたり、この場合の退職金とかどうなんでしょう、中途採用があったのかなかったのかわからない形での、採用もあるやなしや。

 

🔹コーポレートガバナンスコードの改訂

 

そう、第二次ゴーンショックは、正にこの点です。連日の報道、で、このコーポレートガバナンスコードに関する記事が掲載されない日はないほど。

 

例えばある機関投資家は、社外取締役の数が、全取締役の三分の二以上ないと、取締役選任に反対するとか、実際の社外取締役やましてや監査役が大株主主体で構成されていたりとか、無報酬で充て職で座っていれば良い立場から、きちんとした意見を言える人に交代するとか、

 

問題山積みであるのが今の日本の株式会社、というか組織なんですね。

 

これに一石というか、石でなくて岩を投じたのが今回の第二次ゴーンショック

 

と、きらりが名づけざるを得ない状況なのではないでしょうか?

 

🔹今や日本は世界から引き離されている

 

このコーポレートガバナンスコードもそうですが、いろいろな意味で世界から引き離されて、またも知らぬうちにガラパゴス化ガラパゴスに失礼かも、独自のルールを作ったりして動いているのが日本です。

 

指名委員会、報酬決定委員会、など、やるべきことをまずやって、ゲームのスタートラインにつけるのです。

 

ぜひ今回の第二次ゴーンショック🤯

 

有用に活用して、日本の会社の健全化を図ってほしいと、強く願うきりりでした。

上場企業だけの問題じゃないよ!

 

ではまたね〜〜