kiririkun’s diary

歌って踊れるフリーのサラリーパーソンの社会派ブログ。 時事やエンタメをやさしく解説するよ。

どいつもこいつも。ボクシング、東京医大、文科省…

暑い日が続いたと思えば、急速に寒くなる、と言っても27度だと涼しいと感じるきりりは、すでに35度超の夏に慣らされ始めているのでしょうか?

 

こんにちは、きりりです。台風の低気圧に身体がだるくなる体質でありまして、ブログを書く気にもならなかったですが、

 

しかしまあ、どいつもこいつも、というニュースが多すぎますね。

 

🔹女子国会議員のナゾ

 

全部読んでもわからない彼女の主張。というか、論理性ゼロです。

 

そもそも、子供を産まないカップルは生産性がないという一文だけで、この方の親の顔が見たいと、マジに思います。

 

産みたくても産めないカップルもいれば、彼女の言う生産性が大いにあっても、その事後、放置や育児放棄するカップルもいるし、なぜLGBTを差別するかさっぱりわからない。

 

人間って、いろいろ複雑な生物で、心身が一致しない人たちが漸く、表に出れる社会になりつつあるのに。

 

この方はきっと身体にハンディキャップがある人達に対しても同様のお考えをお持ちかもしれません。

 

ヒットラーのゲルマン優性遺伝説を想起するような怖い考え方だと思います。

 

🔹文科省スポーツ庁、ぼーっと生きてんじゃないよ

 

伊調馨選手に端を発した、アマチュアスポーツ界のイジメや、八百長、ルール無視など、レスリング、アメフト、そして今度はボクシング🥊ですよ!

 

まあ、プロの世界では相撲、野球は昔から黒い世界と切っても切れない関係で未だに縁切れてませんから。

 

関係者というか、悪いことをやった方の顔つきみてください。言葉の答弁みてください。共通項沢山あります。

 

顔つき

目が常に猜疑心を持っている目

笑顔すら、目が笑ってない

利権があるような顔をしている

内弁慶そうな顔

 

答弁

自己弁護から始まり、事件否認

利権を守ろうとする姿勢がミエミエ

役職にしがみつく

論理性ゼロ

 

きりりが反面教師にしたい項目沢山です。

 

道徳の教科書にある意味掲載可能ですね。

 

でもね、本当に言いたいのは、一つの事件や事故があったら一斉点検するのが産業界の常識です。

 

監督省庁は何やったんでしょうか?

 

文科省自体が現在モリカケをキッカケに、なんだか変な権力闘争があるように思います。

 

が、それはまた別の話として、普通伊調問題が出たら、他のスポーツは大丈夫なのか、ヒヤリングくらいしませんか?事後になってから感想だけ述べるなら誰でも出来るわけですし、庁を設ける意味すらも感じることはできません。

 

ぼーっと生きてんじゃないよ、チコちゃんに怒られます。

 

🔹文科省東京医大

 

この役人さんは、自分の息子の不正入学の見返りを税金でお支払いしているわけで、もう問題外の外。自分の人生、バカ息子の人生、それによって入試に落ちてしまった学生の人生までめちゃくちゃにしてくれた。

 

どんな償いをしてこれから生きるのか、見続けたいですね。

 

しかし、この問題が起きて、布団叩きをしたら出てくる出てくる、東京医大の女子軽視、浪人軽視。

 

言葉もありません。

 

今の日本ではみんな人生かけて頑張る瞬間の一つなのに。

 

この子、女子だけど可愛くないからこっちの男子と差し替えようか、くらいのかるーい話し声さえ、聞こえてくるようです。

 

東京医大だけでないでしょうね〜

ちゃんと一斉点検しろよ〜〜

 

珍しく台風のような文章になってしまいました。

 

怒ってます、呆れてます、きりりは。

 

だから書き続けますよ〜〜

 

またね〜〜

アメリカ東海岸の交通システムの不思議

こんにちは😃きりりです。

先週末一瞬、涼しげな風を感じたのも、瞬く間に、猛暑に早替り。

 

変な行動をする台風のせいで、経験上有り得ない被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

 

さて、アメリ東海岸で感じたこと第二弾です。

 

🔹安全になった地下鉄のメトロカードについて

 

NY地下鉄はメトロカードという昔のテレフォンカードのような入金式の磁気カードがチケット以外にもありますが、お得感はあまりありません。

だからといっていちいち、切符買うのも面倒ということで、この旧式磁気カードを選択しました。

 

最初のカードを買うときは、現金でもクレジットカードでもスムースにいったのですが、といっても一番安いのが5.5ドル、1番高いのが50ドル。50ドル札は50ドル購入しか受け付けてくれない笑笑。

お釣りでないんですよ。

 

アメリカではよくあることだけど、高額紙幣ほど使い勝手悪い。

 

でも買えた。5.5ドルのやつ。

 

しかし、追加入金をしたい時、まずクレジットカードが何度やっても拒否される。理由不明。三種類くらい試したけどダメ。

そして現金も!3台並んでいたチケット販売機全て拒否、私だけではなく、みんなまたかよーみたいな感じで仕方なく、切符を買う。

 

なんなんだよ〜〜

 

まあ、世界で一番この手の販売機の性能がいいのは間違いなく日本です。

 

もっとこのシステム輸出すべきですよ

 

🔹アムトラックに乗ってみたよ

 

そしてNYからワシントンDCにはアムトラックの急行を予約して、フィラデルフィア駅行きましたよ。

 

なんだかすごい人だかりが電光掲示板の前に!

 

アメフトか、野球の中継でもやってるのかと思い、デカイスーツケースを転がしながら、チビであることを利用して、真ん前まで行きましたよ。

 

えーっ🤨何?出発する、プラットフォームが何番になるか、みんな電光掲示板を睨みつけてるわけ。

 

きりりの乗る急行は、後10分で出発時刻なのにon timeとしか書いてなくて、どこ行ったらいいか全くわからない。他の電車も同様なのですよ〜〜

 

と、7分前に、やっとアナウンスがあり、その直後番号が出る、そしてみんな走り出す、なんなんですか、このシステムというか、かなりアナログですよね。

 

きりりは大きなスーツケース引っ張って走ったよ〜〜

 

じいちゃんばあちゃんはどうなるんだとか、ハンディキャップのある方たちはどうなるのかとか、いろんな思いが交差しました。

 

あくまでも競争社会なのね、アメリカ🇺🇸。電車も競争かよ〜〜

 

これで通勤してる人も多いと思うけど、毎日こうやって競争心を鍛えて、強いアメリカになる努力をしてるんでしょうかね?

 

🔹まとめです

 

保護主義に走るアメリカよ、良いものはちゃんと輸入して、人もトレーニングした方がいいなあ。

 

いいところもいっぱいあるのに、なんか惜しいなあ。

 

次は良いアメリカに焦点当たるね。

 

ではまたね〜〜

ニューヨークだよ、おっかさん、アメリカ東海岸の今

こんにちは😃

きりりです、久しぶりにアメリ東海岸🇺🇸に仕事で来ました。

久しぶりって、そりゃニューヨークが怖くて地下鉄に乗れなかった時代からですから、四半世紀ぶり⁈

そりゃ変わってるよね。

 

今回はニューヨークとワシントン🗽

 

きりりが見る変化を綴って見るね〜〜

 

🔹タイムズスクェアは新興国に占拠されてた

 

広告しかり中国簡体字にハングル、恐ろしい数の観光客も、強そうな米国人すら驚くほどのうるささで闊歩なさっている。たしかに安心して歩けるようになりましたが、なんだか大人の街感はタイムズスクェア近辺ではないですね。

 

新宿と渋谷を足して、ぐちゃぐちゃに混ぜた感じかなあ。

 

今回は、食事には先っぽのダウンタウンの方には行ったけれど、全体を見回す暇はありませんでした。

 

だから、これが全てとは思わないでほしいけれど、街中のアートも目立たないくらいに、なぜかごちゃごちゃしてましたね。歩けるようになったのは嬉しいし、地下鉄に乗れるようになったのも嬉しいけれど、インフラが古くなりすぎているのかもしれないね。

 

🔹排気ガス臭い、人に優しくない

 

トランプちゃんのせいでCO2削減対策が遅れているせいか、高い建物で空気の循環が悪いせいかわからないけれど、この臭さは、某国ほどではないにしろ、先進国とは思えないし、相変わらず、歩行者信号の点滅早いし、道路は歩道含めてガタガタでユニバーサルからほど遠い。

先程書いたスクラツプドビルトのせいで、歩道が全く歩けない場所が多々あって、こりゃ車道に出ろということ?クルマ優先だよね、何だかんだ言っても。

 

🔹激しい二極化

 

相変わらずジャンキーばかり食べて、まるで相撲取り以上になっている方々も多い中、ある程度のお金を出せば、マシな料理にありつけるようになったね。これは大変革ですよ。だから、気取ったオシャレな店はむしろ、シェアしていいわよというオーラ出してますし、少なめの方がカッコいいという文化もお金持ちの方にはあるように思う。

昔は、えー🤨半分こにするなんて、あんたたち何考えてるのさ、って対応だったのにね。

 

しかも、コーク飲みながらオーガニックフードとか、生ジュース、しかも生生姜入りとか、青汁、日本人は昔から飲んでましたけど、などをオシャレに偽装して売ってます。生ジュースだよと言いながら、ペットボトルに入っているのは、やはり添加物が絶対に入っていると思うのだけど。

 

禁煙の時も思ったけれど、とてもヒステリックに二極化する傾向があるお国柄ですよね。

 

🔹なぜ日本の芸能人はニューヨーク好きなのか?

 

これはよくわからないけれど、一つは自分の存在が紛れること、二つ目は最高のショーやレッスンが受けられることにあるのかなあ。

 

でもそんなに外国慣れしてない人には、気を使う国であることは事実だし、普通のお店の人は、全く相手が何人に見えようが普通のトーンで話しかけてくるから、結構生活は大変だろうとは思うけれどね。

 

かっこよく聞こえるんだね。

 

🔹まとめです

 

四半世紀前に比べ、美味しくてオシャレなお店増えました。

でも排気ガス臭くて、オーガニックって言いながらもなんか矛盾を抱えながら走っている街って感じかな。

 

暫くニューヨーク、ワシントンネタでいきまーす。

 

ではまたね〜〜

AIに取って代わった方が良いもの、極めて個人的意見

こんにちは😃きりりです。日本中暑いですね。

きりりの好きなアメリカの唯一と言っていい、全国紙USA Todayがありますが、その最終紙面は毎日各州の温度が色で可視化されており、いつ見てもアリゾナあたりは真っ赤か、であったのを思い出しました。

 

今の日本は、連日どこもかしこも真っ赤、灼熱列島であります。

 

話が逸れました。今や、いろんなものがAI化されることが囁かれておりますが、極度に暑いと、やたら感情が乱高下するような方多いですよね。

 

そんな被害受けたくないと考えると、さっさとAI化した方が良いものも多い気がします。

 

🔹無礼者のAIエージェント

 

電車に乗って、脚を踏んでも謝らない、リュックが当たってることさえ気がつかない、そんな人のために、肩に載せるのか、スマートフォンに仕込むのかわかりませんが

「すみません、XX太郎の母です。育て方が悪く、すぐに謝ることができません。太郎に成り代わり、謝罪させていただきます」

 

なんてのがあれば、バカな大人の道徳教育にもなろうと言うものです。

 

足踏んだら謝れよ、そこのお前〜〜

 

🔹ルビ付原稿もまともに読めない地方議員の代わり

 

まあ地方議員だけではないかもですね。まともに、一般質問などの原稿も書かず、それを行政にやらせて、行政の効率化とか言ってる方々。

 

ルビ付原稿もまともに読めないような方々を、我々は無意識のうちに選挙という制度で選んでしまっているようです。

 

時間があれば多くの自治体でインターネット中継していますから、ご覧になられると良いと思いますし、どこも傍聴可能なので、後学の為に見ておくと良いかもしれません。

 

こんな方々にまともな討論も期待できません。初音ミク、政治バージョンとか、ペッパー君政治バージョンとかあると、一気に議員に支払う税金も減り、高齢化対策の原資に充てられます。

 

三分の一ロボット、三分の一男性と思われる人が、三分の一女性と思われる人、なんてすれば一気に、超ダイバシティ、議員自身に関する法案で理不尽なもの、例えば議員年金とか、今回の6増案などは木っ端微塵になるやもです。

 

少なくとも今よりいい。

 

🔹何度教えても覚えない接客係の代替

 

時々しか行かない店でも、自分の好みを覚えていてくれると、めちゃ盛り上がりますよね。何度通いつめても、私のカフェラテホット、グランデサイズ、ソイラテの組み合わせ、覚えてくれないバイトくんがいると、これこそAIの方が神対応してくれるような気がするのはきりりだけでしょうか?

 

銀行や郵便局の窓口、スーパーのレジだけではありません。単純労働だけがAIに置き換わるだけではないですよね。

気が利かないっていうのも、人の仕事力に大きく影響しますから、この気が利かないというところをAIでカバーというのもあり得ると思うのです。

 

🔹まとめ

 

いろんなものがAIに置き換わり大変だ〜〜と思っているあなた、これからはますます先回りして考えることができない方とか、気が利かない、気が回るとか言うのが、人間独特の気配りスピリットでありますから、それができないようなら、さっさと機械相手にお話しした方が喧嘩とかも少なくなるように思います。

 

暑い中でみんながまんしてんだからさ、電車の中で喧嘩した挙句、非常ボタンが押されて遅延なんかになるなよー

 

孫さんも怒ってたけど、いろんなことが遅過ぎますね。ロボット大国だったのに〜〜AIというコンセプトぶつけられたら杞憂に弱くなっちゃう日本🇯🇵、

 

意思決定全部AIに任せます⁈

 

ではまたね〜〜

 

豪雨、温暖化、活断層、日本は危険だらけ

この暑さは何でしょうかね、暑さでバテバテのきりりです。

 

でも少しいろんなことが狂ってきているように思いますね。

誰も専門家は一つ一つの現象に対し、対処的コメントや、意見は言いますが、決定的なことは言いませんよね。

 

🔹雨量による被害は?

 

この度の西日本における豪雨災害に遭われた方には本当にお見舞いを申し上げますし、できる支援はしたいと思っています。

 

しかし、これも気象庁の過去からのデータと分析がホームページに出ています。

 

1981〜2010年までの平均値をゼロとした時の偏差で表しているのですが、特に2010年以降この偏差がとてもプラスの方向に大きく動いています。単位はmm

2010+257.9

2011+167.8

2012+143.7

2013+60.4

2014+123.9

2015+187.8

2016+212.3

2017+30.0

 

これはあくまでも日本全体の話です。

 

🔹ゲリラ豪雨の怖さ

 

ゲリラ豪雨というのは、正式な気象用語ではありません。亜熱帯のスコールに近い振り方をする雨です。

 

これが近年増えたことに対する具体的な国の対策は出ていません。本来なら、排水溝や、治水対策をこの新たな気象条件に合わせて、全ての下水道や、河川、橋梁の強度を変えていく必要があるんです。

 

誰でもですが、排水溝に吸い込まれて死にたくはないですよね。

 

今回の西日本豪雨は、これが広域に、かつ、長時間起こり、その後記録的な高温になったことが、ことをより大変にしていると思います。

 

🔹過去から現在までの7月平均気温推移

 

気象庁のホームページに、1875年からの東京の月別日中平均気温という一表があります。平均ですから、大まかな比較しかできませんが、この一覧を眺めていると興味深い。

 

1900年代はなんだかんだで23度前後なのですね。考えてみたら、冷房もないし、明治時代ですから、室外機による温熱環境もないでしょう。

 

また、高層ビルがあるわけないですから、きっと風も朝夕と涼しくする効果も十分発揮できたと思うのです。

 

ところがこの値が急激に変化してくるのが1990年頃からです。時々23度近辺があるものの、殆どの平均値が1900年から比べると、2度以上上回っている。

 

平均を2度上げるって大変なことだと思います。

 

温暖化している、とか、亜熱帯化しているという宣言は出ないのかなあ。温暖化の話が出てくると、地学学者が出てきて、いやあ何千年の単位で考えれば、未だ言い切れないとか言ってるわけですよ。

 

でも実際にこの雨や熱中症の被害をどう考えるんでしょうか?

 

きらりは何千年前も知らないし、今目の前にある危機にどう対処するかが、とても大事だと思うのです。

 

もう気象は変わりました!って

言えば、皆心構え変わるし、アホみたいにネクタイなされているサラリーパーソンもカユカシやアロハになって、楽になると思うんですよ、きりりは。

 

🔹火山大国、活断層大国なのです

 

そう、日本は出自からして、火山大国で、活断層大国なわけです。今回の西日本豪雨に紛れ、浅間山の活動が活発になつていることや、いくつかの地震があったことがこっそり報道されてました。

 

🔹まとめ

 

日本の国家予算は世界第3位です。このお金をどう使うか、地学上の危機管理をきちんとするための予算を取ることが第一のようにきりりは思います。

 

安心して暮らせてこその経済活動ですから。

 

この夏これ以上の悲劇が起こらないことを祈ります。

 

ではまたね〜〜

 

 

 

 

日産不正問題に見る日本老舗企業の危機

暑いですね😵こんなに暑いと、とろけそうですが、何故かお腹の脂肪は溶けない笑笑

 

こんにちは😃きりりです。

 

またまた日産不正やっちゃいましたね〜〜

やっちゃったね、日産、使い古されてますけど。

 

技術の日産、好きだったのに、不正の日産ですね、でもこれって、日本の老舗企業の中に巣食う病巣のような気がします。

 

🔹スバルは昔は日産と提携関係にあった

 

元々スバル、富士重工の前身は名飛行機を製造していた中島飛行機✈️。

この技術を恐れて、GHQが解体し、富士重工と、プリンス自動車に分離したんですね。プリンスは後に、日産と合併しますから、まあお互い生き別れの兄弟のようなものでした。

 

ところが1968〜1999年まで、富士重工の生産性を上げるために日産自動車と提携関係を結んでいたのですね。その結果はおわかりの通り、決して効果的ではなかった。救うはずの日産自動車がキャッシュレスに陥って、ルノーとの提携をせざるを得なかなったのですから。

 

かつての生き別れての兄弟だから同じ血が流れて同様のことをしたとは思いませんが、SUBARUは、小さいながらも独自性を出していたのが、こんなことになり残念な気がします。

 

🔹日本の執行役員制度改定

 

話が少し飛びますが、実はこの執行役員制度は20年前ソニーがUSから持って来た制度なんです。

 

その後日本独自の会計手法から、グローバル化への道を歩んでいくわけですが、その中の会社内での大きな変化は四半期管理です。

 

四半期毎に、決算をまとめ、発表しなければならない、ということが、経理などの現場に与えた影響は超大きい。第一四半期発表したと思ったら、次は第二四半期の決算準備、何のために生きてるのかわからなくなるくらいのエクセルとのにらめっこ人生の始まりです。

 

日本的マネージメントは現場を大事にしながら、足元の数値だけにとらわれず、大局的に何をやるべきかを考えるものであり、一時期は多くのグローバル企業が、参考にしていたものです。

 

それを自ら捨て去り、欧米流を真似し出したわけですから、歯車は狂い出します。

 

ドイツのメーカーももしかしたら同様なのかもしれませんね。

 

最初にこの欧米流を取り上げて実行したソニーはその後停滞沈下していきます。

今でこそ少し光明が見えるものの、創業者精神が生きているか?というと甚だ疑問ではありますよね。

 

🔹東芝も、するが銀行も…

 

そしていうまでもなく、かつてのエクセレントカンパニーであつた、東芝も、するが銀行も、同様の轍を踏みます。

 

これは、やはり短期のコミットメントを達成せよという至上命題が、より強く上からかかってくるのでしょう。外人投資家のせいにする人たちもいますが、その先に夢や希望があれば今だけで判断する人ばかりではないはずです。

 

その結果、全ては下流工程に皺寄せが来ますから、これくらいはいいだろうという気分が蔓延していくのは火を見るよりも明らかです。

 

そしてかつては工場用のナッパ服、そう呼んでたそうです、を着て現場を些細に見ていた経営管理職たちも、エクセルの表と、経営会議に出る達成もできないような目標を達成します!

と言わせることで安堵していたのではないでしょうか?

 

🔹現場のせいにしたら最低だよ

 

そう、これを現場のせいにしたり、記者会見に責任者が出てこないということ自体、最低なんですよ。

 

たしかに、老舗企業はMBA的視点は俄然弱く、ダメダメではありましたが、大局的な視点であるとか、奇抜な発想においては、実は素晴らしいものを持っていたと思うのです。

 

その良いところが全部帳消しになっている。

 

一度落ちた信用は、元の状態に戻すのに、倍の時間がかかると言われています。

 

本当に日本の大局を考えた経営手法が問われる時期に来たように思います。

 

夢のある日本にしたいよね〜〜

 

では、またね〜〜

 

 

災害列島におけるエネルギー政策

こんにちは、きりりです。

こんなに豪雨だけで、13府県で人が100人以上も亡くなり、60人以上も行方不明になったりしたことあったでしょうか?(7月9日夜分時点の数値です)

 

更に恐ろしいのは、ついこの間、大阪で震度5の地震があり、断層の影響と言われていますが、更には千葉の沖合いを震源とする地震も震度5であったばかり。

 

まさに災害列島です。

ツイッターを見れば、かつての311を思い出すような投稿もたくさんあり、きりりは、何もできない自分が歯痒いです。

 

🔹エネルギー政策の閣議決定

 

7月5日の日経の朝刊に、2030年に向けての電源構成が閣議を素通りしたとの記事が掲載されました。

 

震災前26%であつた、原子力発電は震災後2%であるにもかかわらず、今回の2030年長期プランでは22〜24%,再生可能エネルギーは震災前10%から現在は15%.それを24〜26%と、戦略としては、全くいただけない、あれもこれも平準化してお茶を濁してます。

 

流石に保守的な審議委員でさえも、こんなんで大丈夫なのかという意見が出たほどです。

 

🔹災害列島なのに…

 

私たちはずっと地震に怯えていました。大阪で地震があった時の断層線を見ながら、伊方原発は稼働させてしまったけれど、それは大丈夫なのか?

 

千葉で地震があれば稼働こそしていないけれど東海村は大丈夫なのかと、心を寄せざるを得ません。

 

自然界に存在しないものを生み出して、かつ、その処理方法がわからないものなど、やっぱりどう考えてもおかしな話です。私たちの次の世代に、爆弾装置を仕掛けるようなもの。

 

🔹心配は地震だけでなかった

 

今回の豪雨で驚いたのは、広域であること、そして、その雨量が半端なく、確か高知の方のハイウエイが落ちたりもしていました。ニュースの解説だけなので確かかわかりませんが、まさか横方向からこんなに凄い力がかかるとは考えてもおらず、専門家さえも唖然としていたように思います。

 

台風も大変ですが、ある程度心構えをしながら備えます。地震も、怖いけれど、これもいろいろな形でのシユミレーシヨンが行われています。

 

でも豪雨です。想像を超えた豪雨が来るし、もういい加減温暖化による天気の狂いを、政府は認め、その対策を下水道からマンホールの仕様、川の巾など諸々の基準を見直す時期に来ているのではないのかなあと思います。

 

🔹戦略的な投資をして欲しい

 

原発にかけている予算が全体でどれほどになるのか、簡単に数字は取れませんでした。多分いろいろな省庁に隠された予算があるように思います。この予算をなぜ、再生可能エネルギーの投資に、或いはもっと誰も考えないような素晴らしい別のエネルギーによる電力の安定供給化の研究費につぎ込まないのでしょう?

 

今や環境対策エネルギーの分野でも新興国に負ける勢いです。いや、負けてます。311の後に、原発のシステムを売り歩いたとしても、大規模な不具合が出たクルマを、これいい商品だからどう?と言って歩いているのと同じではないかと思いますけどね。

 

 

🔹日本人の勤勉さをもっと信じよう

 

資源がないからこそ、大国で資源を持てる国に依存するのではなく、独自の供給源を見つけるべきですよね。

 

どなたか政府の要人は、現地に行ってこの大変な事態を目の当たりに見て、必要な救助をして欲しい、緊急に、スピード感をもって。そして的確な対処と、この災害列島に適した、エネルギーを本気で考えて欲しいと思うのです。戦略は、捨てること、削ぎ落とすこと、というのは孫子の兵法にも書かれているところです。

 

未だに孤島と化した地で助けを待っている方々に、共助の手が届くことを祈ります。

 

では、また。多くの方の無事を祈ります。