豪雨、温暖化、活断層、日本は危険だらけ
この暑さは何でしょうかね、暑さでバテバテのきりりです。
でも少しいろんなことが狂ってきているように思いますね。
誰も専門家は一つ一つの現象に対し、対処的コメントや、意見は言いますが、決定的なことは言いませんよね。
🔹雨量による被害は?
この度の西日本における豪雨災害に遭われた方には本当にお見舞いを申し上げますし、できる支援はしたいと思っています。
しかし、これも気象庁の過去からのデータと分析がホームページに出ています。
1981〜2010年までの平均値をゼロとした時の偏差で表しているのですが、特に2010年以降この偏差がとてもプラスの方向に大きく動いています。単位はmm
2010+257.9
2011+167.8
2012+143.7
2013+60.4
2014+123.9
2015+187.8
2016+212.3
2017+30.0
これはあくまでも日本全体の話です。
🔹ゲリラ豪雨の怖さ
ゲリラ豪雨というのは、正式な気象用語ではありません。亜熱帯のスコールに近い振り方をする雨です。
これが近年増えたことに対する具体的な国の対策は出ていません。本来なら、排水溝や、治水対策をこの新たな気象条件に合わせて、全ての下水道や、河川、橋梁の強度を変えていく必要があるんです。
誰でもですが、排水溝に吸い込まれて死にたくはないですよね。
今回の西日本豪雨は、これが広域に、かつ、長時間起こり、その後記録的な高温になったことが、ことをより大変にしていると思います。
🔹過去から現在までの7月平均気温推移
気象庁のホームページに、1875年からの東京の月別日中平均気温という一表があります。平均ですから、大まかな比較しかできませんが、この一覧を眺めていると興味深い。
1900年代はなんだかんだで23度前後なのですね。考えてみたら、冷房もないし、明治時代ですから、室外機による温熱環境もないでしょう。
また、高層ビルがあるわけないですから、きっと風も朝夕と涼しくする効果も十分発揮できたと思うのです。
ところがこの値が急激に変化してくるのが1990年頃からです。時々23度近辺があるものの、殆どの平均値が1900年から比べると、2度以上上回っている。
平均を2度上げるって大変なことだと思います。
温暖化している、とか、亜熱帯化しているという宣言は出ないのかなあ。温暖化の話が出てくると、地学学者が出てきて、いやあ何千年の単位で考えれば、未だ言い切れないとか言ってるわけですよ。
でも実際にこの雨や熱中症の被害をどう考えるんでしょうか?
きらりは何千年前も知らないし、今目の前にある危機にどう対処するかが、とても大事だと思うのです。
もう気象は変わりました!って
言えば、皆心構え変わるし、アホみたいにネクタイなされているサラリーパーソンもカユカシやアロハになって、楽になると思うんですよ、きりりは。
🔹火山大国、活断層大国なのです
そう、日本は出自からして、火山大国で、活断層大国なわけです。今回の西日本豪雨に紛れ、浅間山の活動が活発になつていることや、いくつかの地震があったことがこっそり報道されてました。
🔹まとめ
日本の国家予算は世界第3位です。このお金をどう使うか、地学上の危機管理をきちんとするための予算を取ることが第一のようにきりりは思います。
安心して暮らせてこその経済活動ですから。
この夏これ以上の悲劇が起こらないことを祈ります。
ではまたね〜〜