kiririkun’s diary

歌って踊れるフリーのサラリーパーソンの社会派ブログ。 時事やエンタメをやさしく解説するよ。

国際的警察の役割から降りたアメリカと、政治と官僚ガバナンスの低下した日本、世界はどうなるんだろう

台風皆さん大丈夫でしょうか?

本当に災害が多い国になってしまいました。想定外とか、今までなかったとかいう言葉で濁していますが、本当はいろいろなデータがあるのでは、ど密かに思っているきりりです。

 

さて、前回もツイッター大統領とシカト内閣で書かせていただきましたが、世界情勢の動きと、日本の内政のあり方のギャップです。

 

🔹世界の警察から降りたアメリカ🇺🇸

 

第二次世界大戦後、その後のソビエト連合との冷戦期間と、良くも悪くも、アメリカは世界の警察を自覚し、調停やら何やら引き受けてきたと思います。

 

悪事例は、ベトナム戦争に代表されるような、代理戦争への介入ですが、でも自由の国アメリカを自負して、貿易協定など、関税をかけるより撤廃の方向で動き、競争を平等にさせる方向に動いていたはず。

 

🔹不平等が、紛争を生む

 

歴史がある程度証明していますが、富の分配が極端に偏ると、そこに紛争の原因が生まれてきます。

 

アメリカは自由の名の下に、欧州とは異なる社会制度を取りました。自分のことは自分でやれや、と言う社会制度です。北欧などとは真逆ですよね。で、オバマオバマケアということで、保険医療の国からの補助を増やそうとしたわけですが、なぜかそれが否定された。

 

民主党オバマの次の候補がクリントンだったことも、金持ち、頭いい、しかも女性、一因があるかもしれませんが、多くの貧しい人たちが、シンプルな現大統領のアメリカナンバー1という言葉に共感して、buy American自国の製品買わなきゃ失業するらしいと言う馬鹿げた話を信じ込んでしまったわけです。

 

そう、アメリカは貧富の差がどんどん大きくなって不満が爆発しているのだろうと思います。でもその救いを求めた先が、更に拝金主義の大統領とは、皮肉なことですが、貧富の差はインテリジェンスの差も生み出してしまうのです。

 

🔹ナショナリズムと孤立

 

世界の均衡を何とか守ら役割を担っていたアメリカが自国のことのみを優先する政権に変わったことが、ナショナリズムと孤立を多く産んでしまったような気がしてなりません。

 

では翻って日本はどうなのか?

 

政治、国家官僚の体たらくによって、国民はますます、政治への関心が低くなっているように思います。

 

ここ2年間だけに限っても、政治的不祥事は減るどころか増え続け、その責任も取るどころか、人の噂も75日とばかり、何もせず。

 

もともと政治リテラシーの教育がない国ですから、どんどん政治と国民が離れていってます。

 

🔹まとめです

 

さて、世界はどうなり、日本はどうなっていくのか、ここ1〜2年の動きはある意味怖いです。

 

だからこそサイレントマジョリティも、そろそろサイレントから、少しでも声を上げる時期に来ているのではと思います。

 

既存メデイア自体が信用できない世の中だからこそ、ITの進歩によって、自身の発信方法を考える時だと、きりりは思います。

 

ではまたね〜〜

DDD@横浜2018を総括する〜俄かダンス批評家きりりです

歌って踊れる社会派と謳っている限り、やはりダンスの評論もしなくてはね〜〜

 

こんばんは、きりりです。すごい台風でしたね。夜中の12時過ぎには流石に怖かったな。

 

昨日の9月30日で、2ヶ月に渡るダンスダンスダンス@横浜

オールジャンルの三年に一度のフェスティバルが終了しました。これで確か3回目です。ダンスでここまでのジャンルをカバーしたフェスは日本では稀。

 

なんといっても目玉は、ベイサイドに作られた仮説舞台での野外バレエですが、今年はそれに加えて、

 

なんと日仏修好160周年、ということで、リヨンダンスビエンナーレのダイレクター、ドミニクエルヴュ女史を招き、更に市民巻き込み型ダイレクター?として、ノリの良い近藤良平氏の二人を立てたこと結果として、一つ一つの演目が輝いたように、きりりは思いました。

 

🔹日仏関連の作品はどれも、筆舌に尽くしがたい!

 

まずはアクラムカーン。確か現在はイギリス在住だけど、もともとはバングラデシュ🇧🇩の振付家でダンサー。影絵を作った作品で、一瞬子供も楽しめるのだけれど、移民としての自分のアイデンティティを問う深い作品になっている。どの位の人が感じたかわからないけれど、欧州関連の仕事が多いきりりは、考えこんでしまった。島国では、難民移民問題はまだ他人事だものね

 

日仏トリプルビル

これは、横浜で演じた後、欧州ツアーに出るのです、というかもう出たのかな。

まさか、ドミニクが、東京ゲゲゲイを指名するとは!凄い感度ですね。ワカモノ中心に、昭和歌謡ショーのようで、ドリフのようで、でもダンスキレキレのゲゲゲイ。多様性を具現化してるのは凄い。フランスでどんな反応が出るか楽しみだな。

 

そしてオーディションで選ばれたヒップホップ系の日本人の五人の男の子たち。彼らを振り付けるのは、フランス人の二人の振付家。まさに日仏共同作業だ。一つの作品はひたすら頭を床につけながら踊るという、ダンサーにとってはとても過酷なダンス。でもその不思議な動きに観客は釘付けになる。そしてもう一つは、ヒップホップがここまで芸術性の高い作品になるのかと思える、流れるような動き。新たなダンスの可能性だ。ヒップホップのステレオタイプが壊される。そう、破壊こそ次のクリエーションに繋がる。

 

そしてマチュランボルズ。シルクドソレイユの流れをくむフィリップドウクフレと系統が同様のシルク、フランス語のサーカスの意味、をベースにしたアーティストでもあり、振付家でもある。彼は大車輪を使った自分のソロ作品に加え、事故で左脚を失ったダンサーエディタベとの、片脚が無いことを上手く振り付けに入れ込み、まさにフランスのエスプリを感じるような、ユーモア溢れるダンス作品を作った。片脚が無いということも多様性の一つとして粋に使いこなす、ダンスとなる。凄い!ここまで日本は行けるのか?メンタリティの違いすら感じてしまう。

 

そしてバレエロレーヌ

過去の素晴らしい、振り付けを現代に蘇らせるコンテンポラリーダンス。マースカニングハムの、ダンサーの多様性を貫いた振り付けは素晴らしい。ダンサーは必ずしも細くて脚が細いだけで無いし、わざとポワントで立ちながら、フラフラさせたり、観客があれっと思うような振り付けをさせても美しいフォーメーションは変わらない。

イリアムフォーサイスの振り付けは、肉体の動きの美しさを、踊りできっちり見せる、シンプルな舞台装飾に、光と影を上手く使うのはフォーサイス的で美しい。

そして最後の作品はアメリカの振付家のもの。確か30年近く前の振り付けだがそこに、時代を感じるとしたら衣装の色とデザインくらいか。あとは今でも新しさがある。

 

🔹まとめ

 

踊れるサラリーパーソンとしてきりりは、まだまだ書きたいことはあるけれど、もっとも原始的なダンスという表現手段の多彩さを、フランスとの共同作業で観れたのは、この断裂していくグローバル世界の中でとても素敵なことである。

 

きりりはまだ観続けるし、自分でも踊る。そしてこのようなフェスティバルが社会的にもっと認知されることを望みたい。

 

そして外国人ダイレクターの起用もグローバルでは当たり前だよなぁ。

 

とおもうのである。

 

俄か評論家のきりりでした〜〜

 

 

新潮社は自己ブランドをどう考えているのか?

こんにちは😃きりりです。

この新潮社に対するブランド戦略について構想をまとめ出したのは、社長の文章、謝罪文とも言えない、が公表されて、余りに稚拙な内容であったため、とてもペンで戦う会社であると思えなかったからであります。

 

刻々と事態は変化して、あっという間に、新潮45は休刊になってしまった。

 

🔹新潮社の歴史から考える

 

創業は1896年、非上場の佐藤家オーナーカンパニーである。出版社にはありがちの形態で、確かに独立性を貫くために株主に対し遍く必要もないため、資金的に窮しなければ、このような形のカンパニーが出版ではまともかと思う。

 

創業当時は田山花袋などの自然主義の純文学を扱っていたと、沿革には書かれている。

 

🔹本当に出版不況の影響なのか?

 

そう、昔はぶいぶい言っていた職業の一つ、テレビ、新聞、出版社。

会社のお金で飲み食いして、まあ、大作家先生のご接待ついでですからね、お金も持ってました。

 

しかし、世界は容赦なく変わるわけで、例えば昔ランプ屋さんだったお店は、電気化する中で、業態転換か、廃業を迫られたわけです。同じことです。

 

まあだから新潮社に限らず、どこの出版社も同じような状況にあるわけです。

 

ではなぜ新潮45はあのような、申し訳ないが、非常識な、しかも比較的社会的弱者であるはずの女性が書いた論文、という体裁もない、雑文を掲載するだけでなく、それを擁護する、論理性のかけらもない論文を再掲載したのか?

 

バッサリ、信念がないから、志がないから

に過ぎません。

 

創業の心を忘れたのか?

100歩譲って、多様な意見を載せる、そこまではいいでしょう。だけど大出版社が社会的弱者を切り捨てるような行為を繰り返すことは、断じて許されないはずです。

 

ネトウヨが増えてるから、そのニーズに合わせたなど、聞く価値もなしです。

 

🔹文芸部だ、作家だと言うが…

 

確かに会社の中で、反勢力的行動をとることは勇気のあることです。また、作家の方々が不掲載運動や、批判を繰り返したことも社会的影響が大きいことだろうと、きりりも思います。

 

でも普通に本好きな、きりりのような普通人にとって、文芸部だろうがなんだろうが関係ないんです。

 

新潮社がやったことが、許せないし、買う気が失せるわけです。

 

やったことは、業態変換の努力をしない、人のニーズが変わったことに責任をなすりつけている、そして全く道徳的にも許されない論文を複数回に渡って掲載したこと

 

これにつきます。

 

🔹今後もワッチする必要ありだよ

 

新潮社の最近の手口は、売れなくなると休刊にし、こっそりまた、再刊することです。

 

今回の休刊も怪しいなあ。

読者を甘く見下しているよね。

 

きりりは意外とこれが、かつての雪印のようになっていくのではないか、と思うのです。

 

ブランドは失墜し、信頼も無くなり、リアルフェイク出版社というブランド属性が付き、普通の社員が路頭に迷わないことを祈るばかりです。

 

ま、オーナーは神楽坂付近の土地持ちだから心配ないし、無責任なのかもね〜〜

 

ではまたね〜〜

 

 

日産のブランド戦略、おかしくないですか?

大坂なおみさん、優勝おめでとう㊗️🍾

素晴らしいよね。体力で負けない選手が出て来たこと、大谷翔平と同様、とても嬉しくなるきりりです。

 

さて、日産自動車様が、役割が今ひとつよくわからないブランドアンバサダーとかいうことで、大坂なおみ選手に、サプライズ、会社的にサプライズな訳ないけど、としてGT-R贈呈しましたよね。

 

マーケティングブランディング仲間では、かなりの確率でネガティブな話題になってました。

 

🔹そもそも やっちゃえ日産 のタグラインとは?

 

まぁもともと対トヨタにブランド力は失墜していたわけですけれど、このタグラインの日本語的意味は、

 

受動的ですよね。

 

おどおどしてる人や、優柔不断な人に、やったらどうなの、と背中を押す言葉であって、自律的では無いのです。

 

タグラインとは、どんな夢を持つか、どんな風に将来なりたいかを表す方が宜しかろうときりりは思います。

 

マツダはフォードと離婚してから素晴らしくわかりやすいBe a driverと言ってます。他も然り。

 

だから、品質問題起こした時、一斉にやっちゃった日産なんて言われようになる。

 

🔹大坂なおみ選手起用は漁夫の利 

 

日清食品様は、随分と前からテニスに関しては、スポンサーとして素晴らしくやってらっしゃった。男子も然りです。一時期それで、ひよこちゃんバッグが抜群に人気出ましたよね。

 

まさかとは思いますが、

NISSIN

NISSAN

英文字で書くと似てるんですけど考え過ぎとも思いたくなるような、タイミングでのかっさらいです。日清食品様に申し訳ない感じがします。

 

確かあの陸上100メートルで抜群に速かったボルトの時もGT-Rを差し上げていた気がしますが、だから何?

 

一時的なバズを起こしたとしても、一体なんのブランドattributeを挙げたかったのか?

 

今回も何をあげたいから彼女なのでしょう?

 

🔹最もやってはいけないこと スポンサーの役員は表に出るな

 

外資系の顔をしながらやることが浪花節的なのは、あの疲れ切った選手相手に、テニスをした、と。

 

ありえませんから。体調調整が大変なのに、高額のアンバサダー費用に入っていたのかわかりませんが、パンパシフィックが控えているのがわかっているのなら、勝っていただくための配慮をするのが第一優先でしょう。

 

代理店がへいこらやったのか、やりたいと言ったかはわかりませんが、これもブランドとしてはネガティヴインパクトの方が大きい。

 

🔹大日産自動車様、先にやることたくさんあるのでは?

 

結局、品質問題もうやむや、今年は日仏修好160周年ですから、ルノーとの関係や、フランス政府との関係をいたずらに悪化させることはないとは思うけれど、ブランドの基本は、トラスト、つまり信用です。

 

その落とした信用をあげるには、このような遊びのようなやり方ではなく、積み上げが肝心のはずです。

 

株価が示してます。

トヨタ7000円

日産自動車1105円

 

もはや、ライバルでは無いですね。

 

乗り物好きのきりりとしては、やはり日本の自動車産業今が踏ん張り時です。

 

グーグルやら何やらが参入し、チカラをつける前にやるのはテニスでないことだけは確かだなあ

 

 

そんじやまたね〜〜

観光立国おフランスから学ぶこと。ネガティヴ編

前回は、さすが世界一の観光立国、というポジティブ視点で書かせて頂きましたが、今回はネガティヴから学ぶ編でございます。

 

🔹ワンコのう◯ち大国フランス💩

 

20年位前は、パリもうかうかすると、う◯ちを踏むのは当たり前、bienvieuという感じで、ひどい時は、きりりといっしょにホテルに向かっていた先輩が、ぼーっとしてたら、スーツケースのキャスターで踏んでえらいことになった覚えがあります。だってキャスターに絡まると取れないのだよ〜〜

 

そして離れ難い臭さ〜〜

 

それも大問題になり、通称う◯ち吸いゾウさんと言われるパリ市のゴミを扱うところが、そのゾウさんのような形のバキューム車で吸って歩き、随分減った気がしておりました。

 

でもたしかにワンコは良く訓練されていて、ちゃんとレストランでも静かにしているのだけれど、飼い主を見ると、う◯ち拾い道具持参なし。

 

時々う◯ち捨てるポストがあるけれど、一体どう拾うんやと思う、素手か?

 

今回ノルマンディー地方の小さな都市とかも歩ったけれど、う◯ち、落し物率は遥かに今のパリよりも多い。

 

日本はワンコの入れる商業施設は少ないけれど、飼い主の排泄物責任意識は遥かに高いと思うな。

 

もっとなんとかしてくれよ、おフランスって感じ。

 

🔹トイレ事情も都市と地方で異なるな

 

シモ関係が続くけれど、これは旅をする時とても大事なキーワードだよね。

 

シャルルドゴール空港なんかは特にターミナル2.エアフランス🇫🇷の牙城は、鉄壁なまでにオシャレ感を出して羽田と対抗してる感じだけど、また、これが地方に行くと、男女兼用だったり、掃除の頻度足りないんじゃないかと思えるところ、そしてイタリアの専売特許だと思っていた、便座のないトイレも結構あったな。

 

典型的中央集権だから、パリは良くなっても地方との格差が、出やすい領域かもしれない、ときりりは思いました。

 

🔹トイレの数が少ない

 

先日イタリア🇮🇹で、公共トイレが少ないことが問題になっているとニュースになってたけれど、フランスも日本に比べれば確かに少ない。

 

パリには、流した後、外に出るとトイレ全体が洗浄されるという恐ろしい公衆トイレがあるけれど、これは、地方都市では殆ど無いように思います。

 

地方都市では、公衆トイレを観光地で見つけても、数が少ないのよね。

 

早めに行こうトイレとガソリン⛽️

 

と言われるくらい。ガソリンスタンドも少ないから気をつけてね。

 

🔹おフランスの高速道路には日本製のETCを

 

首都圏ではお金がかからない高速道路だけど、郊外に出た途端、お金がかかり出す。きりりはシステムがわからなかったのでなぜここでチケットでここでは、チケットも取ってないのにお金を払うのかがわからなかったけれど、こうなると日本のETCの便利さが嫌という程わかる。

シンガポールの都市内への入場料も、確かトヨタが入札で勝って、日本の自動課金システムが採用されているはず。

 

このおフランス郊外の料金所の混乱は半端ない。カードでも支払えるのだけどトラブル多過ぎ。

 

ニューヨークの時も思ったけど、日本の非接触カード読み取り装置のレベルはメチャ高いように思う。

 

🔹まとめです

 

旅をすることは、移動して、食べて、寝て、非日常を体験し、排泄することでもあります。

 

自分のところで壊れて直さない原発売るより、もっと売るべき誇るべきシステムがあると思うのです。

 

日本人の創造性は素晴らしい、資源がないからこそ工夫があるんだよ。

 

そこをわかってはしない、為政者よ。

 

ではまたね〜〜

観光立国とは?おフランスとの比較

やっと日本は、秋めいてきたのかな?

 

こんにちは😃きりりです。

きりりもサラリーパーソンなので、ちょっと遅めのバケーションを取ってきました。おフランスざんす🇫🇷

 

そこで諸々マーケティング的に感じたことを分析したいと思います。

 

🔹観光客年間8000万人の超ダントツ観光立国

 

まあ、今更ながらですが、おフランスは超観光立国です。おフランスの人口は6690万人、2016年時点のデータです。なんと観光客は、人口以上に来てるわけですよ。日本は昨年3000万弱でしたが、殆どが近隣の国々であることは変わっていません。

 

そう考えると、シャルルドゴール降りてすぐのところに、パッと乗車出来るレンタカー屋さんが山のように連なってますよね。当然陸続きのEU圏内国からも多いのでしょうから、クルマは必須でもあります。

 

もちろんアメリカもその辺りは凄いけど、アメリカはなんたって公共交通機関が少ないですからね。

 

いやはや。確かにこれだけの人が来るということは魅力が多いということでもあるわけですし、それだけのインフラ整えなければならない。

 

🔹歴史的に勝利の多い国故の豊かな自然と広大な土地

 

まあフランスという国になり始めたのは多分15世紀くらいからだと思いますが、歴史的に内紛が、有名ですけど、フランス革命のことです、ナポレオンからずっと何だかんだ言って、戦争に勝ってるわけです。ドイツとの国境のアルザス、イギリスと小競り合いをしていたノルマンディーとかありますけど、最後は最も肥沃で、広大な土地を手に入れた。

 

ドイツは敗戦続きなので、結局日当たりの悪いところを貰っちゃってる。

 

もともと地の利はあるわけです。

 

そしてなぜかラテン系の方々は料理への拘りハンパないし、だから日本料理の作法なども積極的に取り上げ出ますよね。

 

🔹それにしても顧客オリエンテッドだと思ったよ

その観光立国のフランスの中でも最も人気のあるのがモンサンミッシェル、フランスの宮島かな?

 

島全体が修道院になっているのだけれど、きりりは、シャルルドゴールからレンタカーを借りて、モンサンミッシェルに向かいました。

 

まず、車に関しては尾瀬と同様入場制限をしており、ホテルからもらう暗号?がないとゲートが開かない。

 

干潟や、独特な自然を守るには当然のことなのだけれど、びっくりしたのは、モンサンミッシェルに向かう専用バスが朝7時から夜中の24時まで10分おきに出ていること。

 

きりりは余裕を持って二泊したけれど、このシステムは凄い!モンサンミッシェルは自然も素晴らしいから、刻一刻と変わる景色を島の外からも、また大修道院の上からも眺めたいというお客様の気持ちをきっちりと受け止め、いつでも行けるシステムを作ってる。

 

宮島確かに素晴らしいけれど、島内で夕飯食べるところありますか?と旅行会社の人に聞いたら7時前には殆どのお店閉まっちゃうから、旅館の夕飯以外選択肢ありませんよ、と普通に言われた。

 

ブーーーです。

 

モンサンミッシェルの有名な食事と言えばオムレツなんだけれど、これが島内入って直ぐにあるお店なんです。今でも竃で薪をくべて、そこでオムレツを焼く。日本にも支店あるけれどあの薪のなんとも言えない香りがついたオムレツはそこでしか食べれない!

 

次に重要なポイントはまさに、そこでしか体験できない、食べれないものがあるか?ということです。

 

それがあって、そこへのアクセスが夜遅くまであるということは素晴らしいよね。

 

そして第三のポイントは、ギリギリのところまでペットを連れて行けるんです。

 

ワンコ好きのきりりにとっては、至れりつくせりであります。

 

🔹まとめです

 

人口並みの人が訪れるということはどういうことなのか、考えてみて。

 

バケーションでろくなところに、ご自分で開かれている感じのしない省庁や政治家の方が、俺が、観光リードしてるって顔されると腹立ちますね。

 

君は本当に、体験したのか?お客様の気持ちになったのか?

 

つてね。

 

おフランスの良いところをちょっとまとめましたが、まだまだ我々にもチャンスがあるよ、

 

次回はそれをテーマにするね〜〜

NHK 透明なゆりかご、は秀逸だなあ

まずは、災害に遭われた方々に。

本当に大変でしたし、また大変だと思います。でもぜひ前向きに生きてる欲しいと思います。

 

さて、

愉楽にて

が終了してロス感がある方たちと、果たしてターゲットが同一なのかわかりませんが、本日のお題は、NHKのドラマです。

 

こんにちは😃きりりです。

 

台風21号、皆様大丈夫でしたか?

関空の映像などからしか判断できませんが、空港が孤立、というのはなんとも皮肉ですよね。

 

確か関空は海に浮かぶ空港ではなかったでしょうか?完全にあだになつてしまつたね。人を非常時に助かるはずの空港が孤立とは、災害列島の危機管理の甘さが露呈した感じですね。

 

本日はNHKで今確か10回シリーズでやっている

透明なゆりかご

 

というドラマについてです。

 

🔹舞台は、多分、消滅可能都市

 

舞台は海沿いの小さな町で、個人産科医院に准看護士として、見習いに来た高校生の女子の目を通じて命とは何か、母性とは何かを、優しく、でも鋭く切り込んで行く。

 

🔹プロットがとても深い

 

登場する人物を演じる女優さん、男優さん、全てがとても良い空気感で、自然に演じているのも好感がもてる。

 

この18歳で、かつ、母親との関係が今ひとつうまくいっていない多動性障害を持つ主人公が、母に嫌われないようにと、行動をすることが、また、その母のカンに触ることばかりで、母は、ずっと自分はなぜ自分のムスメを愛せないのか悩んでいます。

 

その主人公の持つ葛藤の中に、産婦人科を訪れる様々な母性の形や、子供に対する姿勢を問いかけるケースが山ほど出てくる。

 

例えば、中絶を繰り返すヤンキー、それを黙って施術する医師。なぜこんな若いのにこんなことになるんだと諭した少女が自殺したケースを抱えていたり、するわけです。

 

或いは、母から逃げたいがために、子供を14で作ってしまうムスメ。

 

なかなか子供ができなくて待望の赤ちゃんを授かったのに、母体不良で、出産後突然死する女性…

 

でも、結局はどんなケースであっても、身体に痛みを伴うのはしきゆうを持っている側であることは変わりない。

 

🔹母性神

 

どこかの、しかも女性議員が言いました。

 

生産性のない女性は不要

 

のようなことを。

 

また、3歳までは、母親が面倒を見るべきであるという、既に心理学ではなんの根拠もないことを盾に、心理的女性の社会進出を拒む社会、日本社会はその代表、があります。

 

女で子宮があっても、どうしても子供を愛せない人もいる。

 

愛したいと思っても、なかなかできない人もいる。

 

様々です。

 

ただ、生まれくれば、どんな想いが親にあろうと一つの大事な命であることは変わらないのです。

 

🔹多様性のある育て方を

 

先進国で養子縁組がこんなに少ない国は日本くらいではないでしょうか?

 

いろんな命を守る、そして社会としてきちんと育てる、それは母親だけの仕事ではありませんし、母親だけの責任ではありません。

 

日本で一番多い死因が、中絶であること、もっと痛みを男女で分かち合える社会になってほしいと思います。

 

ぜひ見逃した人、みてください。

 

そして命のこと少しでも考えて欲しいと思います。

 

ではまたね〜〜

 

きりりでした。