kiririkun’s diary

歌って踊れるフリーのサラリーパーソンの社会派ブログ。 時事やエンタメをやさしく解説するよ。

日本の少子化が止まらないわけ、分析間違ってるわい

こんばんは、きりりでござんす。

さっき美味しい鰻たべて、少し元気が出たよ。

そう10月7日の新聞の一面見出しは2019年の出生数が90万を切る、

 

そしてそれは人口研究所の予測よりも早く来てしまった、ということでした。

 

🔹幼保無償化は意味があるのか?

 

幼保無償化とは、幼稚園、保育園に通う子供に掛かる費用を基本どの世帯に対しても無償にするという制度だけど、またこれもややこしやー

(3歳から5歳で自治体認定保育園幼稚園に入っていれば、政府が決めた上限額まで無料、自治体によってやや異なる点もある)これによって何が起こるか、考えたことある?

 

無料にしてその分は補填されるわけだけど、経営側は、より利益効率を上げるため、より沢山の子供たちを受け入れたり、保育士の質を問わず雇い入れることも起こるかもしれない。

 

それに子育てって別段ちびっこの方がお金がかかるわけではなく、より上層民になるためには、教育投資がいるわけ。

 

だからこんな施策が、少子化の切り札になるわけでないの。

 

🔹子どもにかける国家予算

 

いまツイッターとかで話題になってるけれど、日本はOECD加盟34か国中、対GDP比で最低の割合であること知ってます?

 

それに対して今の軍事予算は5兆円にまで膨れ上がってる。

 

子供食堂も、ボランティア任せ、災害の復旧も自衛隊の活躍には頭が下がるけど、でも政府は、自ら現場を大切にしていない。だから長期間の復旧や、心を繋ぐ活動もボランティア任せだ。

 

🔹少子化対策は物量だけではない

 

本当に保育する人たちの心に寄り添っているか?社会的弱者に寄り添っているか?

 

この心の問題は、みんななんとなく気がついているのだ。

 

それ以上に重要なのは、この国に希望がないこと。

 

優れたリーダーは、ビジョンを語り、それを能吏に、おろしその方々が自由に発想できるような環境を作り、ビジョン日本目指した、ロードマップを敷く。

 

これが見えないから、不安だから産まないんですよ。

 

今は民間企業で言えば、今月100件誓約達成、達成したらインセンティブあげます的な施策ばかりなんだよ。

 

それはsustainableな施策ではなく、目の前のお金だけに釣られる人の施策でしかない。

 

その先は?シニアだって定年後の不安を持ちながら生きている。その親を見ている子供たちが、夢を見れるか?

 

見れるわけないよね。

 

少子化は、この国で生きていく夢と希望が見えない限り、金だけでは解決しないと、保育園いくら作っても解決しないことを、わかってくれるリーダーが出てこない限り、減少は止まらないと、きりりは思います。

 

夢と希望のある国、これが今必要なことではないかな。

 

ではまたねー